今回はMODXのサーバーへのインストールを説明します。
最近のレンタルサーバーにはCMSの簡単インストールがサーバーの機能としてあったりしますが、
MODXのような知名度の低いCMSはもちろんありません…
FTPクライアントを使える人であればインストール自体は簡単なので、問題無いと思います。
MODXの使用に必要なサーバーの環境はおおまかに下記の2点です。
- PHPバージョン5.0.0以上。PHP5.2.3以上推奨
- MySQL4.0.20以上
最近のレンタルサーバーならまず問題なくクリア出来るハードルですが、
MODX専用のデータベースを1つ作る必要があるので、
データベース作成個数が少数に限られているレンタルサーバーは注意して下さい。
また、MODX公式に稼働確認されたレンタルサーバーが掲載されているので、
それも参考にして下さい。
step.1 MODXのファイルをダウンロードしよう
MODX公式のダウンロードページからMODX Evolutionの最新版のファイルをダウロードしましょう。
MODXにはEvolutionとRevolutionの2種類がありますが、ここでは、より安定性の高いMODX Evolutionについて説明します。違いはここを見て下さい。
ダウンロードしたzipファイルを解凍するとevoというフォルダが出来ます。
このフォルダ内のファイルをサーバーのMODXをインストールしようと思っているフォルダにアップロードします。ファイル数が多いのでアップロードには多少時間がかると思います。
アップロードが完了した後にFTPクライアントで「sample.htaccess」のファイル名を「.htaccess」に変更して下さい。
アップロード前に名前を変更することもできますが、macだと隠しファイル扱い(見えなくなる)になりますので注意して下さい。
step.2 データベース(DB)を用意しよう
MODXを動かすにはデータベースが必須です。データベースはレンタルサーバーの管理画面から簡単に作成できます。(ほとんどのレンタルサーバーなら)
ここではhetemlでのデータベース作成について説明します。
まず、htemlのコントロールパネルにログインし、サイドナビにある
「データベース」→「データベース作成画面へ」と進みます。
・データベース名 何用のデータベースか分かるように ☓☓☓_modx など
・接続パスワード ランダムで作成した出来るだけ文字数の多いパスワードがいいと思います
・メモ この部分は任意なので入力しなくても大丈夫です。
の3つを入力し「データベースを作成する」をクリックします。
これでデータベースの作成は完了です。
最後に、hetemlのデータベース一覧が
表示されている画面で「サーバー名」を控えてしておきます。
step.3 MODXをインストールしよう
step.1でファイルをアップロードしたディレクトリをブラウザで開くと
こんな感じの画面が表示されると思います。
もとから「japanese」が選択されていると思いますので、
そのまま「進む」をクリックします。
この画面で先ほど作成したデータベースの情報を入力します。
「データベースホスト名:」はhetemlのコントロールパネルに表示されている作成したデータベースの「サーバー名」を、
「データベース接続ログイン名:」にはデータベース名を入力してください。
すべての情報の入力が完了後、
「ここをクリックして、接続テストを行ってください。」をクリックします。
間違いがあれば「接続できません」と表示されるので、
入力した情報に誤りが無いか確認して下さい。
問題がなければ「利用するデータベースとTableプレフィックスの設定」の項目が表示されますので「データベース名」を入力して次に進んでください。
※Tableプレフィックス:の項目は特にいじらなくて大丈夫です。
問題が無ければ「管理アカウントの初期設定」が表示されるので入力します。
この設定は後からでも変更可能なので、とりあえずの内容でも構いません。
次に進むと「インストールオプションの選択」のページに遷移します。
このページでは最初インストールする内容を選択しますが、
初めての方は全てにチェックをいれた状態で次に進んで大丈夫です。
あとはランセンスの承諾にチェックを入れて「インストール」をクリックすれば完了です。
最後は駆け足になりましたが、最大の難関のデータベースの設定さえ出来れば、あとは指示にしたがって進めていくだけなので大丈夫だと思います。
次回はMODXの管理画面の説明をします!